元々、数寄者とは、
芸道に執心な人物の俗称であり、
現代におきましては、本職とは別に、
「茶の湯」に熱心な人で、
特に多くの「お茶道具」を所有する人物に対し、
用いられることが多い言葉です。
「数寄者(すきしゃ)の人は、物好きな人。」
などと言われますが、
とんでもないことです。
好きで極めていらっしゃるので、
お茶道具や、茶道の精神に対するお話を、
お伺いできる機会は、とても楽しい時間に感じます。
お道具を手に入れられた経緯や、その時のお気持ち、
実際に、どのようなお茶席でご使用されたのかなど、
お話は尽きることが有りません。
お道具を集めていらっしゃった方から、
このように、楽しいお話をお伺いさせて頂きながら、
お買取りをさせて頂けると良いのですが、
残念ながら、遺品整理では、故人様からの、
お道具に関してのお話をお聞かせいただくことができません。
しかし、ご遺族様からお聞かせいただく貴重なお話や、
お道具と共に残されたメモ書き、
お道具に刻まれた「跡」を辿りながら、
真摯に向き合わせて頂き、
丁寧にお買取りをさせて頂いております。
ぜひ、お分かりになる範囲でも結構ですので、
遺品整理の際は、故人様がご使用されていた際のお話など、
お聞かせくださいませ。お客様のお話を、お伺いいたします。
遺品整理をお悩みの際や、お困りごとなども、
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
遺品の「専門買取」に関して、丁寧にお答えさせて頂きます。 |